世界でふたりぼっちだった。痛くても、体に痕が残っても彼の傍からは離れられなかった。すべてを見透かす王子様が現れるまでは。
圭一の奴隷のように、痛めつけられながら激しく抱かれ続けた――。そんな全てが優真にはお見通しだった。「僕が、めぐみさんを守るから」痺れるような快感とは裏腹に、優真は全身を舐め上げていく。こんなにも優しく抱かれて知った快感にいつしか心は揺れ動いていた。――気がかりな着信。メールは全て優真からだった!?密かに放たれた欲望の魔の手が忍び寄る。愛の形を巡る衝撃翻弄ラブロマンス 第2巻!!